またホラーズです。
だってセカンド買ったんだもん。
THE HORRORS「primary colours」
これかっこいいよ!
俺ファーストより断然好き!
このアルバムシューゲイザーだよ。
リバーブとフィードバックノイズがマイブラッディバレンタイン。
1曲目のイントロ、ストーンローゼスだし。
後々名盤として残るのはファーストよりこっちだと思う。
きっと随分変わったなんて言われるんだろうけど、
この人達最初からこういうの好きだったんだろうな。
愛がびしびし伝わってくるよ。
いいバンドだね。
ギターのジョシュア君だっけ?
いつの間にかやせて一番オシャレになってる。
カッコイイわ!今ホラーズで彼が一番目立つねきっと。
ファーストの時からファッションセンスが他の4人と少し違ったんだよな。
最近の写真じゃ彼の佇まいが一番クールだよ。
これ聴きながら寝ると気持ちいいだろうな。
それにしても海外(多分アメリカ)でプレスしてるレコードって新品でも傷が多いんだよなぁ。
まぁそれもいいけどねぇ。
2009年06月
37☆ THE HORRORS「STRANGE HOUSE」
最近人知れずCULT FLOWERSもマイスペースを始めました。
オフィシャルから飛べます。
マイスペースってどうなんだろうね?CD売れないよな。こんなのあると。
そりゃ便利だけどね。バンドマン自分で自分の首絞めてるよ。
だって少しでも多くの人に聴いてもらいたいってのは当然だけど、
だからそのためにライブがあって、レコードとかCDがあるんじゃん。
そこをすっとばしてネットで無料で聴けたら聴くほうはそれで目的達成だよ。
そこで終了だよ。ライブも行かないしCDも買わない。
だからCULT FLOWERSのマイスペースは期間限定です。
いつでもただで聴けると思うなよ!ネット世代。
まったくトムヨークが「OKコンピュータ」なんて言うからこんなことになったのかな。
俺はレコード愛してるからさ、「OKビニール」だよ。
レディオヘッドは好きだけどさ。
THE HORRORS「STRANGE HOUSE」
この人達もビニールジャンキーらしいね。
最近セカンド出たけどまだ聴いてないんだ。
このファーストはホラーでサイコでガレージで妖しくてカッコイイね。
ねえジョマー、ジョマ見てんのかな?
死んだら一緒に向こうでホラーズみたいなバンドやろーぜ。
あとクランプスのカバーね。
お互い死期が近づいたら練習しなきゃな。
向こうですぐ合わせらんねー。
36☆ アルベール・カミュ「異邦人」
この本は18才の時に読みました。
ひねくれてふてくされた10代後半に読んだ最高の一冊。
当時重要だった事といえば気付いているか気付いていないか。ただそれだけ。
それだけで世界の見え方はまるで違う。と盲目的に信じては、どうしようもなくひねくれながら、
この物語の主人公が「太陽のせい」とした精神性を自分に重ね合わせては
カタルシスを見出していた。
太宰治の「人間失格」、ドストエフスキーの「地下室の手記」も要はこれと同じことだと思う。
以後、このニヒリズムを越えることが出来たのは僕は25才を過ぎてから。
今じゃ笑い話だけど、当時は相当鬱々とした毎日だったよ。
昔、「アルベールに捧ぐ」って曲を書いたことがあるけれど、
この本がモチーフになってます。
35☆ ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」
今日はめずらしく本の紹介。
ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」
昔「ボリス」ってタイトルの曲を書いたことがあるんだけど、
この本がモチーフになってます。
そうそう、岡崎京子がこれを原作にした漫画を描いてたね。
あ、町田町蔵にも「ボリス・ヴィアンの憤り」って曲があります。
あと小沢健二がボリス・ヴィアン好きなんだよな。
この本、出版社によって「日々の泡」ってタイトルになってたりするんだけど内容は一緒。
34☆ PETER DOHERTY「Grace/wasteland」
ひとりぼっちになっちまえばいい。
最後には何を思うんだい?
世界の果てなんてどこにも無いってさ、どこまで行ったって。
誰も知らない場所ってあるのかな。
この傷綺麗だろ?
どこまで逃げようか。
いつもここが世界の真ん中だよ。
どしゃ降りになればいいのにね。
この広場に僕はひとりでいるんだよ。
あの薄紫色の空はとても綺麗だね。
これからどうなるんだろう?
この人の歌はいつもそんな気持ちで埋めつくされている気がするよ。
ねぇピーター、そこから何が見えるんだい?
PETER DOHERTY「Grace/wasteland」