いつも一緒にレコード屋巡りをする、もう15年来の付き合いの
しょーもない、ほんとしょーもないろくでなしの友達がいて、
でも音楽の趣味やファッションのセンスはめちゃめちゃ良くてね、
まぁ最近は仕事も真面目にやってるみたいだけどね。
で、そいつとは毎年誕生日にレコードをプレゼントし合ってて、
今年もプレゼントしてもらったよ!
THE LIBERTINES「WHAT A WASTER」
これデビューシングルの7インチ。
はっきり言ってめちゃめちゃ嬉しい!!
だってこのレコードプレミア付いてさ、
今じゃ7インチなのに新品のLPが2枚買えるくらいの値段するんだよ。
嬉しいなぁ。
LPならともかくそんなに高い7インチって自分じゃあまり買おうと思わないし、
だって2曲しか入ってないからね。
レコードって内容もそりゃ大事だけど、
もっと大事なのは出会い方やそのレコードを手にするまでのストーリーだよ。
って俺は思うんだけど、レコードにこんな事言ってるのって、
やっぱちょっとおかしいんだよ。
しょうがないね。ビニールジャンキーだから。
その友達の誕生日、
今年はトラッシュキャンシナトラズのファーストをプレゼントした。
来年は何にしよーかな。
あ、そうそう!
きのうからカルトフラワーズがモデルになった写真展やってるよー!!
『下北 アート スペース ギャラリー』(東京都世田谷区北沢2-9-3 久冨ビルB1F)
2009年12月
60★ JOHN LENNON「SHAVED FISH」
JOHN LENNON「SHAVED FISH」
ジョンレノンのアルバムの中でこれが一番好き。
何でかっていうと一番最初に買ったからで、
きっと理由はそれだけなのかもしれないけれど。
札幌に住んでいた18才の11月に
ベスト盤だと知らずに買った最初のジョンレノン。
今考えると11月の札幌の街並みはニューヨークの街並みにとても似ていて、
きっと出会い方が良かったんだね。
ロマンチックでどうしようもなく優しかった。
ニューヨークに行った事なんて無いのに、
このアルバムを聴くとニューヨークの街並みが頭をよぎった。
頭の中で流しながら歩くと、11月の札幌はたちまちニューヨークに変わった。
僕の頭の中のニューヨークは全部ジョンレノンが教えてくれた。
そして実際にこの目で見たニューヨークは、
ジョンレノンが教えてくれたニューヨークと同じだったよ。
東京だとね、12月に聴くのがちょうどいい。
今日は俺誕生日だったんだよ。
きのうはカルトフラワーズとたーたんで鍋パーティーしてくれた!
楽しかったー!!!
59★ THE BAND「MUSIC FROM BIG PINK」
立て続けに更新!
2回続けるとちょっと言葉使いもくだけてくるわん。
少し前に対バンしたバンド、というか二人組で、
すごくオシャレでセンスのいい女の娘がいて、
俺は2曲しか見れなかったんだけど、
その娘はボーダーの長袖Tシャツを着て、首にはバンダナを巻きつけてね、
ドブロギターを抱えて、ブルースやカントリーのフレーズを鳴らしながら、
英語詞の楽曲を歌ってた。21歳。
ライブのあと、
「すごく良かった。ピーター、ポール&マリーみたいだね」って話かけると、
「ザ・バンドのイメージなんです」って返ってきた。
で、CDをもらった。
そのCDのジャケットはベル&セバスチャンみたいだった。
イメージとセンスがね。
30年代、60年代、90年代を跨いで、2009年の夜に響くブルース。
そんな感じさ。
THE BAND 「MUSIC FROM BIG PINK」
58★ BELLE AND SEBASTIAN「天使のため息」
ひさしぶりの更新。
ひさびさに書くと文章が若干よそよそしくなるのは気のせい?
もう12月ですね。
カルトフラワーズは来年4月まで予定がもうぎっしりと詰まってるよ。
いい事だねぇ。
企画とかツアーとか。楽しみだなぁ。
来週はレコーディングがあるんだよ。
で、そのあとはジョーストラマーの追悼イベント2本。
26日に下北沢屋根裏挟んで、カウントダウンライブも2本。
あ、写真展もあるしね。
ブログもまめに更新しないとね。
楽しみにしてくれてる人がたくさんいるみたいだし。
レコードは相変わらずたくさん買ってるよ。
もうここで紹介したら何年もかかってしまうほどたくさん、いいレコードがあるよ。
最近はアコースティックなレコードを家で聴く事が多いんだよ。
楽器が少ないほうが、音数が少ないほうが、言葉数が少ないほうが、
だけど静かに燃えるているような、小さなろうそくのようなレコード。
それをひとりきりで聴くんだ。たったひとりでね。
激情は大きさや数や数値じゃない。
たったひとつの音に宿る激情があるよ。
そういえば最近ユニクロから限定でラフトレードのTシャツが出た!
1500円!安い!
2枚買ったよ。通販だとXSがあるんだ。
BELLE AND SEBASTIAN 「天使のため息」